

ステンレススチール(SS)は錆びにくい金属ですが、錆びない金属ではありません。SSの成分は鉄、クローム、ニッケルなどですが、このなかのクロームが空気と触れて形成される酸化被膜が錆びを防ぎます。しかしケースに付着する汚れ、汗、ゴミなどによって酸素の供給が欠乏しますと酸化被膜が破壊され錆びを招きます。日頃から柔らかい布で拭いてお手入れをしてください。
なお、ケースと裏蓋の隙間が錆びますと防水性が維持できなくなりますが、この部分はお手入れが行き届きにくいので定期的なオーバーホールをご購入の
クレドールショップ にご依頼ください。また電池交換の際にはパッキン交換をあわせてご依頼ください。
電池交換時のパッキン交換の重要性


金(Au)は、純金(24K)のままでは柔らかすぎるため、銀、銅、ニッケル等との合金にして用いられます。18金は重量の18/24、金75%、その他金属25%との合金です。18金はその優れた特性により永久に光り輝くものだと思われがちです。しかし、表面に汚れが付着したままにしたり、長い間使わないでしまっておいたりしますと、純金以外の25%の金属の表面が酸化や硫化などにより赤くなったり、黒ずんだりして変色をおこします。日頃から柔らかい布で拭いてお手入れをしてください。変色が取れない場合は場合は
セイコープレミアムウオッチサービスステーション で有償にて仕上げ直しを承っております。


ステンレススチール製のブレスレットでも、隙間にたまった汗や汚れによってサビを生じることがあります。汗をかいたときに汚れやサビがしみ出して衣類の袖口を黄色く汚す原因にもなりますので、時計はいつも清潔に保っておくことが大切です。清潔に使って頂くために以下の方法でのお手入れをお勧めします。
- ステンレス・スチールブレスレットの汚れが目立つ時は、中性洗剤を水で薄めた液で洗います。
- 汚れがひどい時は、柔らかい歯ブラシを使ってブレスレットの隙間の汚れをきれいに洗い落としてください。
- 防水タイプでない時計のブレスレットを洗う場合は、台所用透明ラップでくるむなどして、時計本体に水がかからないよう行ってください。
- 洗った後は、ブレスレットの駒の隙間に水分が残らないように乾いた布で拭き取り、よく乾かしてください。ヘアドライヤーで温風を吹きつけ冷風で仕上げると、効率的です。乾燥が不充分な場合、かえって汚れがつく原因となります。
- お手入れの際は、ベンジンやシンナーなどの溶剤や薬品のご使用は絶対避けてください。


クレドールのレザーバンドは肌触りを重視して裏材も天然皮革を使用し、水染めによって独特の風合を出しています。天然皮革を使用しているレザーバンドは、ブレスレット以上に水分や、汗、汚れなどから影響を受けやすく、皮革そのものが傷んで切れたり、色が落ちたりする消耗品です。傷みがすすみましたら早めにクレドール純正替えバンドへの交換をお勧めします。少しでも長くお使いいただけますように普段からご使用環境やバンドの傷み具合に配慮して、以下の点にご注意ください。
- 水がかかったり、汗をかいたときは、すぐに吸湿性の良い乾いた布などで水分を吸い取るようにかるく拭いてください。
- 時計を腕からはずしたときは、風通しの良いところに置くようにしてください。
- 汗を多くかくようなときは、時計は少しゆるめ(指1本入る程度)に腕に付けるよう心掛けてください。
- 時計を外して長時間、太陽光など強い光にさらしておくと、皮革の変色や変形、切れを生ずることがあります。車のダッシュボードの上などへの放置は禁物です。

クレドールのクオーツウオッチの電池寿命は、時計の機種と組み込まれる電池によって約2年〜約3年とさまざまです。突然時計が止まって困ることの無いよう、「電池切れ予告機能」が付いている機種もあります。
時計の中に寿命の切れた電池を入れたまま放置すると、液漏れなど時計に悪い影響を及ぼすことがあります。電池交換が必要になったらできるだけ早くお買い上げ店にご依頼ください。時計の電池交換には専門知識・技術が必要です。電池交換は必ずお買い上げ店にご依頼いただきますようお願いします。
電池交換時のパッキン交換の重要性


私たちの身の回りには日常生活において、電気製品など様々な磁石が使用されています。アナログクオーツウオッチが耐磁性保証水準を超えてこれらの磁界に入りますと、永久磁石であるローターの動きが影響を受け、交流磁界では針がぐるぐる回ったり、直流磁界ではとまったり、という現象が生じます。
ほとんどの場合、時計を磁界から離せば問題はありませんが時刻修正が必要となります。もし、お客様ご自身が気づかないうちに時計が磁気に遭遇すると、正しくない時刻を表示しているために故障だと判断することになりかねません。
アナログクオーツ時計とスプリングドライブの場合、時計の内部に残った磁気は、時計の精度に影響を与えませんので、時刻を正しく合わせて、そのままお使いください。
但し、何度も時刻ずれが生じる場合は、時計の部品が磁化しているか、もしくは他の原因も考えられますので、修理にお出しください。メカニカル(機械式時計)は、一度磁気の影響を受けると磁気から遠ざけてもてんぷに磁気が残り、後々まで精度に影響を及ぼします。この場合は、修理にお出しください。
上記の理由でクレドールは磁気に近づけないようにお願いいたします。
※ハンドバックの留め金の磁石や携帯電話、テレビ、冷蔵庫、スピーカーなどには時計に影響を与える磁気があります。