
代々、姫路藩主酒井家のお抱え甲冑師として多くの甲冑を製作してきた伝統をもつ鍛冶師。
明治以降火箸作りに転じ、現在は姫路の代表的な伝統工芸品である明珍火箸を製作している。その澄んだ音色は国内外のミュージシャンからも絶賛されている。シンセサイザー奏者の富田勲が演奏に用いたきっかけで、スティービー・ワンダーは「東洋の神秘」と称した。
また、オーディオメーカー「ソニー」のマイクの音質検査に使用されている。
1965年に明珍宗理氏が火箸風鈴を考案。以降も創作活動に意欲的に取り組んでいる。
【略歴】
1942年 兵庫県姫路市に生まれる
1992年 第52代明珍宗理を襲名
1993年 兵庫県技能功労賞受賞、兵庫県伝統工芸品に指定
1997年 「音の匠」受賞(社団法人日本オーディオ協会)
2000年 富田勲精作CD「源氏物語幻想交響絵巻」に明珍火箸使用
2002年 FIFAワールドカップの決勝戦前夜祭で玉鋼火箸の音色が披露される
2003年 日本文化デザイン賞大賞、同特別賞同時受賞
2005年 愛知万博のプレイベントで服部克久氏が玉鋼火箸を使用
2007年 山田洋次監督「たぞがれ清兵衛」「武士の一分」で効果音に火箸使用
2008年 パリコレ「イッセイ・ミヤケ」のショーで火箸風鈴を使用
2009年 伝統工芸品産業功労者褒賞受賞
2010年 日本APEC横浜にて各国首相控室にチタン製花器・お鈴特別展示