「和歌・短歌に見る美しい日本の心象風景」をテーマとしたアートダイヤルモデルの第二弾が登場。

「真砂（まさご）なす　数なき星の　其中に　吾に向ひて　光る星あり」
明治時代を代表する歌人、正岡子規の短歌から着想を得たモデルです。晩年病床にあった子規が、外の景色が見えるよう病室の障子をガラス戸に変え、そこから見えた自らに向かってひときわ輝く星に、自然の美しさや生への希望を感じて歌った歌と言われています。

ダイヤルは三層で構成されております。上板には、雪を表現した伝統模様の雪華模様と雪輪模様を繊細に彫金いたしました。中板は、雪華模様と雪輪模様をシルエットで抜き、下板には、無数の星が瞬く夜空をイメージしてラピスラズリを採用いたしました。

短歌に歌われた星は、クレドールブランドロゴであるクレストマークの星からインスパイアされ、白蝶貝で表現いたしました。貝の持つ美しさを活かすため、彫金は最小限に留め、外周部を柔らかく仕上げました。