叡智Ⅱとは

ロゴ:Micro Artist

時計の専門家集団が作る、極められた時計

叡智IIは、高級時計の専門工房「マイクロアーティスト工房」で作られています。
2008年に発表した初代の「叡智」を、さらに洗練し進化させた「叡智II」は日本人としての美意識を追求し、まさに叡智の詰まったエレガンスを持ち合わせています。

マイクロアーティスト工房は、スプリングドライブをベースとした独自の複雑時計「ソヌリ」「ミニッツリピーター」といったマスターピースを手掛けている、セイコーエプソン(株)塩尻事業所に所属する卓越した技術者のみで構成されたプロフェッショナルチームです。

Micro ArtistおよびMA工房マークは、セイコーエプソン株式会社の登録商標です。

画像:磁器ダイヤル独特の美しさを演出する匠による手描き技術

磁器ダイヤル独特の美しさを演出する匠による
手描き技術

ガラス質の柔らかさと透明感をもつ磁器ダイヤル。その上のインデックスと「CREDOR」ロゴはマイクロアーティスト工房の卓越した職人が、独自に配合した絵の具でひとつひとつ手描きしています。

画像:世界に誇れる独自機構「トルクリターンシステム」

世界に誇れる独自機構「トルクリターンシステム」

「トルクリターンシステム」は、マイクロアーティスト工房が考案した画期的な機構です。
手巻で巻き上げた時のフル巻状態から約35時間の間は、余っているぜんまいの力(トルク)を使って、ぜんまいが自らを巻上げる機構です。それによって持続時間を約25%向上させ、約60時間の持続時間を実現しています。また、香箱には工房のある長野県塩尻市の花、“桔梗”がデザインされています。

特許 第5050756 「ゼンマイと時計」(2012.8.3登録)

画像:丁寧な手仕事によるムーブメント仕上げ

丁寧な手仕事によるムーブメント仕上げ

ムーブメントの部品は職人の熟練の技とこだわりによって精度高く仕上げられています。受けの外周は、ジャンシャンを使ってどの角度からも美しく輝くよう曲面形状に磨かれています。

リンドウの一種、ゲンチアナ(スイスではジャンシャンと呼ばれる)の茎を乾燥させたもの

画像:ジャンシャン

画像:美しい輝きを放つ青焼き針

美しい輝きを放つ青焼き針

テンパー針と呼ばれているブルーの針は、鉄の素材でできており、表面を鏡面仕上げしたものを熱加工することで独特な風合いとなっています。
きれいなブルーの色になった一瞬を見切って取り上げる作業は熟練の技能が必要です。時分秒針のみならず、裏面のパワーリザーブ針やねじも青焼きを採用しています。

時分秒針はGBLT999/998に採用

テンパー針の製造イメージは本モデルと異なります。

画像:テンパー針、裏面のパワーリザーブ針やねじの青焼き

時計専門誌「クロノス日本版」の編集長広田雅将氏に
叡智Ⅱの魅力を解説していただきました。

叡智Ⅱ 世代を超えて受け継ぐことのできる
美しい腕時計