<クレドール>50周年記念
Locomotive 限定モデル

巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活。

クレドールは貴金属を素材とした「特選腕時計」から、1974年に日本発の高級ドレスウオッチブランドとして誕生しました。クレドールの語源である「黄金の頂き」には、国産腕時計として、品質と美しさの頂点を極めていくという強い思いがこめられています。そのクレドールが、ブランドならではのオリジナリティを持った「唯一無二のデザイン」を追求し、開発したのが、「クレドール ロコモティブ」です。

時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ氏によって手掛けられ、1979年に発売されました。ジェンタ氏は、時計史に残る様々な傑作モデルを生み出し、その前衛的で多彩なデザインから「時計界のピカソ」と称された人物です。

「Locomotive」という言葉には「機関車」と「牽引力となるもの」という2つの意味があります。これは、モデル開発時にジェンタ氏が、「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という願いを込めて付けた名称です。実際に、「クレドール ロコモティブ」の誕生を契機として、ケースやバンドのデザインに一層の多様性が生まれ、現在まで継承されているクレドールのオリジナリティの確立に大いに影響を与えました。

Movie

Designジェンタ氏の手描きスケッチにオマージュを捧げ、オリジナルモデルから進化を遂げたデザイン

「Locomotive」を復活させるにあたり、大切にしたのはジェンタ氏への敬意です。オリジナルモデルの開発時に、ジェンタ氏が描いていた1枚のスケッチから、彼の想いを汲み取り、当時実現できなかった、スケッチの詳細なデザインを再現いたしました。さらに、ジェンタ氏の大胆なデザインコードはそのままに、現代の技術によって機能面のアップデートを加えています。

画像:ダイヤル

Dial

蒸気機関車からインスパイアされた、グレーがかった黒色のダイヤルには、機関車から吹き出す蒸気のような繊細なパターンを施しています。このパターンは、デザイナーがオリジナルのスケッチを再解釈して作成したレンダリングに基づき、約1600本の線を、一本ずつ機械で彫刻しています。見る角度や光の入り方によって様々な表情を見せてくれます。

画像:インデックス

12時位置のインデックスは、スケッチの通り1本から2本へと変更しています。

Case

「Locomotive」のアイコンである六角形のケースやベゼルは、機関車をモチーフにしています。
また、ケースとブレスレットには、ステンレススチールよりも軽く錆びにくい、ブライトチタンを採用。
ベゼルからケースサイドにかけて仕上げ分けを施したケースは、モデル全体の美しさを際立たせています。

画像:りゅうず・ねじ

Crown & Screws

りゅうずの位置もスケッチに忠実に、ちょうど4時位置に合うよう調整しています。
また、6本のねじには長期的な使用に適した機能ねじを採用。

画像:ブレスレット

Bracelet

ブレスレットは中留側に向かって細部まで丁寧に作りこまれたテーパー駒や、六角形の中駒が特徴です。ブライトチタンのブレスレットは、快適な装着感と高い耐久性を備えています。

画像:キャリバーCR01

キャリバーCR01

Movement

搭載されるムーブメントは、メカニカルムーブメント、キャリバーCR01です。薄型の3針メカニカルムーブメントに仕上げたことで、クオーツムーブメントを搭載したオリジナルモデルと同様に、厚さ9mm以下のエレガントなフォルムを実現しました。

画像:ジェラルド・ジェンタ氏

ジェラルド・ジェンタ氏について

1931年5月1日ジュネーブ生まれ。
1950年代に時計のデザインを始め、「クレドール ロコモティブ」をはじめとする時計史に残る数々の傑作をデザインした。
最高級時計ブランドとのコラボレーションと並行して1969年に自身の会社を設立。自身の名を冠したブランドを展開し、卓越した作品を数多く生み出した。常に創造と革新を続け、新しい形や素材と時計製造の複雑さを融合させた。前例のないアイデアに取り組むジェンタ氏は瞬く間に世界中の時計業界と時計愛好家から尊敬と高い評価を得るようになった。
2011年8月、80歳で逝去。

Lineup

画像:GCCR999

GCCR999

Cal.CR01

1,760,000円(税込)

〔数量限定300本〕
2024年8月発売予定

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