Goldfeather
GBCF999
25,300,000円(税込)
- New
- Limited
2025年10月24日発売予定
製品情報
- 製品名
- GBCF999
- 価格(税込)
- 25,300,000円
- 限定数量
- 10本
- 駆動方式
- メカニカル 手巻
- キャリバーNo
- 6850
- ケース材質
- プラチナ950
- バンド材質
- クロコダイルストラップ(黒)
プラチナ950製ワンプッシュ三つ折れ方式中留(一部PT900) - ガラス材質
- ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
- ダイヤル
- 黒(漆塗、切金・螺鈿・蒔絵細工)
- 精度
- 平均日差+15秒~-10秒
- サイズ
- 縦 45.2 mm 横 38.6 mm 厚さ 8.6 mm
- その他の仕様
- 最大巻上時約60 時間持続
石数22 石
シースルーバック - 防水
- 日常生活用防水
- 耐磁
- あり
多彩な漆芸を用いたダイヤル

ゴールドフェザーとして初めてトゥールビヨンムーブメントを搭載した今作には、加賀蒔絵の達人である田村 一舟氏による、緻密な漆芸が施されています。9時位置のトゥールビヨンキャリッジを太陽に見立て、そこから溢れ出るエネルギーが、鳥の群れに姿を変えて12時位置のクレストマークに向かって空高く飛翔していく様をダイヤルに表現しています。トゥールビヨンキャリッジを取り巻くエネルギーのような装飾は蒔絵の技法を、ダイヤル内側の赤みを帯びた金色の鳥は切金(24金などの薄い板を貼る技法)を、外側の色鮮やかな鳥は螺鈿の技法を用いています。
翼を広げた鳥の姿をモチーフにした、彫金の美しいトゥールビヨンキャリッジを支える受

繊細にカーブしたダイヤル上に、漆を使って色鮮やかな金、白蝶貝、夜光貝を貼り付け、漆を重ね、表面を滑らかに研ぐ工程を繰り返し、煌びやかにダイヤルを彩りました。
そして、田村氏の真骨頂である陰影が際立つ立体的な高蒔絵で、クレストマーク、CREDORロゴに加え、今回初めて極細のGoldfeatherロゴも描きました。
さらに、トゥールビヨンキャリッジを支える受は、翼を広げた鳥の姿をモチーフとしており、頂点のエッジや、側面の絹目模様など、細部まで美しく仕上げています。
大胆な彫金と漆芸で「風切り羽(かざきりばね)」を表現

裏面は、トゥールビヨンキャリッジから偏心状に広がる大胆な彫金と漆芸で、猛禽類が羽ばたく際に上昇力を生みだす「風切り羽(かざきりばね)」を表現しています。三日月形の美しい夜光貝の螺鈿に、羽の輪郭が高蒔絵で表現されています。
ムーブメントの受には、外側に向かって力強さを増す羽を緻密に彫金しています。これはクレドールの彫金工房が手掛けており、様々な工具を使い分けることによって、わずか0.15㎜の深さで彫りながら、深みのある美しさを生み出しています。
薄さと実用性の高いパワーリザーブを両立した新トゥールビヨンムーブメント
搭載されている新ムーブメント「キャリバー6850」は、薄型手巻トゥールビヨンムーブメント「キャリバー6830」を継承した、厚さ3.98mmの非常にコンパクトなムーブメントです。「キャリバー6830」と同サイズでありながら、香箱(動力ぜんまいの収められた部品)の容量を拡大することで、60時間のパワーリザーブを実現しました。このムーブメントは、2023年秋に黄綬褒章を受章した齋藤 勝雄の卓越した技術によって組み立てられたものです。ゴールドフェザーに搭載する全てのムーブメントは、その薄さゆえに、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまでを手掛けています。
ゴールドフェザーらしい軽やかさを生み出す新ケース構造

ケースと裏蓋が一体化した構造を採用することで、強度を維持したまま、8.6mmの薄さを両立するとともに、ゴールドフェザーらしい優美なカーブを描く、軽やかなケースフォルムになっています。熟練した職人の手によって手作業でケース表面を磨きあげるとともに、裏ぶたガラスもカーブさせることで、ケースからガラスに続くなめらかさにこだわり、優しい着け心地に仕上げています。