> ご使用方法 > ご使用方法

ご使用方法

時刻の合わせかた

時刻合わせの操作中に、分針を時計回りに回して12時を通過すると自動的に鳴鐘します。
鳴鐘を開始したら鳴鐘が終わるのを待って、時刻合わせを継続してください。

注意

鳴鐘のために動作している部品と時刻合わせのときに動作する部品が干渉する場合があります。この時計にはこのような場合も、致命的な故障を起こさないための保護装置を備えていますが、長くご愛用いただくためには、以下の方法で時刻合わせを行うことをおすすめします。

以下の方法で時刻合わせを行いますと、毎正時に鳴鐘しませんので短時間で時刻合わせすることができます。

サイレントモードへ切り替えてから時刻合わせを行う方法

分針が50~59分のときに時刻合わせをした場合、最初の1回目の鳴鐘が正しく行われない場合があります。

  1. 時計が動いていることを確認します。
    操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。

  2. 動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。
    ぜんまいの巻きかた

  3. りゅうずを1段目まで引き出します。

  4. credor_7R06 Set Time-1-2
  5. りゅうずを左右いずれかに回して鳴鐘モード表示針を「SILENCE」に合わせます。

  6. 鳴鐘モードの切り替え方法

    credor_7R06 Set Time-1-3
  7. りゅうずを2段目まで引き出します。秒針が「12時」の位置にきたときに引き出してください。(秒針が止まります。)

  8. credor_7R06 Set Time-1-4
  9. りゅうずを、針が進むよう左方向(6時方向)に回し、時刻を合わせます。

  10. 合わせたい時刻の10分ほど手前から、分針をゆっくり進めて合わせてください。

    credor_7R06 Set Time-1-5
  11. りゅうずを押し込みます。時報と同時にりゅうずを押し込んでください。

  12. 時刻合わせは、電話の時報サービスTEL.117が便利です。

サイレントモードへ切り替えないで時刻合わせを行う方法

  1. 時計が動いていることを確認します。
    操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。

  2. 動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。
    ぜんまいの巻きかた

  3. りゅうずを2段目まで引き出します。秒針が「12時」の位置にきたときに引き出してください。(秒針が止まります。)

  4. credor_7R06 Set Time-2-2
  5. りゅうずを右方向(12時方向)に回して分針をゆっくり逆回転させ、合わせたい時刻を通り過ぎてから、分針をゆっくり進めて最初の6時位置(30分位置)に合わせます。

  6. 【例】

    10時10分に合わせる場合は、一旦時刻を9時30分に合わせます。

    credor_7R06 Set Time-2-3
  7. りゅうずを左方向(6時方向)に回し、分針をゆっくり進めて時刻を合わせます。

  8. 【例】

    9時30分から10時10分まで分針を進めます。
    10時を過ぎると鳴鐘を開始しますが、そのまま10時10分にゆっくり合わせてください。

    credor_7R06 Set Time-2-4
  9. りゅうずを押し込みます。時報と同時にりゅうずを押し込んでください。

  10. 鳴鐘中でもりゅうずを押し込んでかまいません。

    時刻合わせは、電話の時報サービスTEL.117が便利です。

より正確に時刻を合わせるために

スプリングドライブ機構の構造上、下記の点に注意しながら操作していただくとより正確に時刻が合わせられます。

  1. 時刻を合わせる前に、ぜんまいを充分に巻き上げてください。

  2. (時計用パワーリザーブ表示を見て、フル巻き上げの状態にしましょう。)

  3. 止まっている時計を駆動させるときは、ぜんまいを充分に巻き上げてください。その後、時刻を合わせるときは、30秒間ほど秒針が動いてからりゅうずを1段目に引き出してください。

  4. りゅうずを1段目まで引き出すと秒針が止まります。秒針を止めている時間は30分以内にしてください。それ以上の時間りゅうずを引き出していたときは、一旦りゅうずを押し込み、30秒間ほど秒針が動いてから時刻合わせを行ってください。

鳴鐘モードについて

鳴鐘モードは3種類あり、6時位置の鳴鐘モード表示針で切り替えできます。

7R06_SONNERIE indicator-1
7R06_SONNERIE indicator-2
7R06_SONNERIE indicator-3

ソヌリモード
(SONNERIE)

サイレントモード
(SILENCE)

オリジナルモード
(ORIGINAL)

毎正時にその時刻の時数の鐘を打ちます。

鐘を打ちません。

12時、3時、6時、9時に3回づつ鐘を打ちます。

鳴鐘モードの切り替え方法

  1. りゅうずを1段目まで引き出します。

  2. りゅうずを左右いずれかに回して、鳴鐘モード表示針を切り替えます。

  3. credor_7R06 Set Time-1-3

    りゅうずを右方向(12時方向)に回す:

    「ORIGINAL」→「SILENCE」→「SONNERIE」の順番に替わります。

    更に同じ方向に回しつづけても空回りします。

     

    りゅうずを左方向(6時方向)に回す:

    「SONNERIE」→「SILENCE」→「ORIGINAL」の順番に替わります。

    更に同じ方向に回しつづけても空回りします。

     

    文字の下の点(・)と針が一致するように合わせてください。

    分針が50分~59分のときに、サイレントモードからソヌリモード、またはオリジナルモードに変更した場合、最初の1回目の鳴鐘が正しく行われない場合があります。

アワーリピーター機能と鳴り止め機能について

8時位置のボタンを押す強さによって2つの機能を使い分けることができます。

credor_7R06 Hour repeating-1

アワーリピーター機能を使うには

2段目まで強く押し込んでから離してください。

アワーリピーター機能が働きます。

 

鳴り止め機能を使うには

1段目まで半押ししてください。

押している間だけ鐘を打たない鳴り止め機能が働きます。

アワーリピーター機能について

現在の時刻の時数を、鐘を打つ数で知らせる機能です。

鳴鐘数が切り替わる時刻は、ほぼ50分です。

【例】

1時50分~2時50分の鳴鐘数は2回です。

鳴鐘モード表示針の位置に関係なく、8時位置のボタンを押し込むとアワーリピーターとして使用できます。

鳴り止め機能について

とっさに鳴鐘を中止したいときに、ボタンを1段目まで半押ししている間だけ、ハンマーの動きを規制して音がでないようにできます。

鳴鐘が終わるまで、ボタンを半押ししつづけてください。

ハンマーの動きがボタンに伝わってきますので、鳴鐘が終わったことを指で感じることができます。また、ハンマーやスローガバナー付近の歯車の動きを見て、鳴鐘の終わったことを確認できます。

鳴鐘が終わりましたら手を離してください。

credor_7R06 Hour repeating-2 + Hour repeating-2

ハンマー

スロー
ガバナー

ボタン