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クロノグラフについて(6S系)

クロノグラフとは、ストップウオッチ機能と時刻表示機能を合わせ持った時計のことです。この時計では、1/8秒単位で最大12時間まで計測することができます。

お使いになる前に

  1. ぜんまいを充分に巻き上げてください。

  2. ストップウオッチ機能を使うときは、必ず時計が駆動している状態で行ってください。

  3. センタークロノグラフ針が0位置に合っているか確認してください。

  4. 合っていないときはリセットボタンを押してください。

    ストップウオッチ機能の動作中にりゅうずを引きだすと、計測が止まりますのでご注意ください。

クロノグラフ部の名称とはたらき

credor_6S_Chronograph_Names of the parts
  1. センター
    クロノグラフ針(秒)

  2. 12時間計
    クロノグラフ針(時)

  3. 30分計
    クロノグラフ針(分)

  4. スタート/ストップボタン

  5. リセットボタン

表示の位置やデザインは、モデルによって異なることがあります。

クロノグラフ(ストップウオッチ機能)の使いかた

スタート/ストップボタンを押して計測します。

スタート/ストップボタンを繰り返し押すと、積算計測することができます。

  1. ぜんまいが巻き上げられた状態で、時計が動いていることを確認します。

  2. 計測を始める

  3. スタート/ストップボタンを押すとクロノグラフ針が動き、計測が始まります。

    credor_6S_Chronograph_Set Time-1
  4. 計測をとめる

  5. 計測したいタイミングで再度スタート/ストップボタンを押すとクロノグラフ針が止まります。

    【例】

    6時間20分10秒0

    30分計は1時間で2周します。

    30分計を読み取るときは、12時間計の表示をめやすにしてください。

    credor_6S_Chronograph_Set Time-2
  6. 針を戻す

  7. ストップした状態でリセットボタンを押すとすべてのクロノグラフ針が0位置に戻ります。

    credor_6S_Chronograph_Set Time-3

タキメーター(TACHYMETER)の使いかた

単位時間あたりの時速や出来高などを簡単に測定できます。

時速を測定する場合

【例】

1km走るのに要した時間を計測します。

  1. スタート時に「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをスタートさせます。

  2. 1km地点に到達時に「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをストップさせ、センターストップウオッチ針(秒)が指した位置の「タキメーター」の数字を読み取ります。

  3. 計測結果から「80km/時」と読み取ります。

    credor_6S_TACHYMETER-1 V + TACHYMETER(6S)-1 V

    1km

1時間あたりの出来高を求める場合

【例】

製品1個ができあがるのに要した時間を計測します。

  1. 製品製造開始時に「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをスタートさせます。

  2. 製品完成時に「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをストップさせ、センターストップウオッチ針(秒)が指した位置の「タキメーター」の数字を読み取ります。

  3. 計測結果から「300個/1時間あたり」と読み取ります。

    credor_6S_TACHYMETER-2 V + TACHYMETER(6S)-2 V

    1個

テレメーター(TELEMETER)の使いかた

ある事象(例:雷)が見えてから、それによる音が聞こえるまでの時間を測定し、その音の発生場所までの距離を換算表示する機能です。

【例】

雷が見えてから音が聞こえるまでに要した時間を計測します。

  1. 雷が光ったときに「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをスタートさせます。

  2. 雷鳴が聞こえたときに「スタート/ストップボタン」を押し、ストップウオッチをストップさせ、センターストップウオッチ針(秒)が指した位置の「テレメーター」の数字を読み取ります。

  3. 計測結果から自分のいる地点から雷が発生している地点まで「8km」と読み取ります。

    credor_6S_TELEMETER-1 V + TELEMETER(6S)-1 V

    雷鳴が聞こえるまでの時間