> ご使用方法 > ご使用方法(日付・曜日・24時針つきタイプの場合)

ご使用方法(日付・曜日・24時針つきタイプの場合)

モデル:4S76、4S77

注意

時刻表示が午後9時半から午前2時半までの間、日付・曜日の修正をしないでください。

この時間帯に日付・曜日を修正しますと、翌日になっても日付・曜日が切り変わらないことや、故障の原因となる場合があります。

時刻・日付・曜日の合わせかた

この時計には、日付・曜日表示機能がついています。24時間に1回、日付・曜日を一日分送るようになっています。

日付は「午前0時」ごろ、曜日は「午前2時半」ごろ送るようになっています。よって、午前午後をまちがえて時刻合わせをしてしまいますと、日付はお昼の12時ごろ、曜日は午後2時半ごろに変わってしまいます。

  1. 時計が動いていることを確認します。
    操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。

  2. 動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。
    ぜんまいの巻きかた

  3. 3時位置りゅうずを2段目まで引き出します。

  4. (ねじロック式の場合は、ロックを解除してください。)

    credor_4S76 Set Time-1-2
  5. 3時位置りゅうずを回転させ、「24時針」と「分針」を12時位置に合わせます。

  6. credor_4S76 Set Time-1-3
  7. 3時位置りゅうずを0段目まで押し込みます。

  8. 時針が12時位置に合っていない場合は、手順5に進んでください。
    時針が12時位置に合っている場合は、手順8に進んでください。

  9. 2時位置りゅうずを1段目まで引き出します。

  10. credor_4S76 Set Time-1-5
  11. 2時位置りゅうずを回転させ、「時針」を12時位置に合わせます。

  12. りゅうずはどちらの方向に回しても問題はありません。

    credor_4S76 Set Time-1-6
  13. 2時位置りゅうずを0段目まで押し込みます。

  14. 3時位置りゅうずを1段目まで引き出します。

  15. credor_4S76 Set Time-1-8
  16. 3時位置りゅうずを回転させ、「日付」と「曜日」を合わせたい日の前日の日付・曜日に合わせます。

  17. 【例】

    合わせる日付が「6日」の場合、「5日」に合わせます。

    りゅうずを左方向(6時方向)に回すと日付合わせが、右方向(12時方向)に回すと曜日合わせが行なえます。

    credor_4S76 Set Time-1-9 + credor_4S76 Set Time-1-9

    曜日合わせ

    日付合わせ

    曜日修正は針が2段階で一目盛り動きます。確認をしながら合わせてください。

    りゅうずを右方向に回して「曜日修正」を行うと、同時にぜんまいも巻き上がり、りゅうずの巻き上げが若干重くなりますが異常ではありません。

  18. 3時位置りゅうずを2段目まで引き出します。秒針が「12時」の位置にきたときに引き出してください。(秒針が止まります。)

  19. 3時位置りゅうずを針が進む方向に回し、日付・曜日が今日の日付・曜日になるまで回してください。日付・曜日が変わると「午前」です。さらに進めて現在の時刻に合わせます。

    credor_4S76 Set Time-1-10
  20. 時報と同時に3時位置りゅうずを0段目まで押し込むと動き出します。

  21. (ねじロック式の場合は、ロックしてください。)

    時刻合わせは、電話の時報サービスTEL.117が便利です。

注意

機械式時計は輪列の機構上、時刻を合わせる際には、針をいったん正しい時刻よりやや遅らせておき、それから進めて合わせるようにしてください。

曜針が月曜日の位置にあるときに午前1時付近で分針を戻し方向に動かすと、時針が空回りすることがありますので、この時間帯は避けて操作してください。
この現象は分針を進行方向のみで針合わせをしていただけば起こりません。

月末の日付修正について

2月(一カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(一カ月が30日)では日付の修正が必要になります。

【例】

小の月の翌月1日の朝、日付を修正する場合

credor_4S76 Set Time-1-12

「1日」ではなく「31日」が表示されています。りゅうずを1段目に引き出してください。りゅうずを左方向(6時方向)に回し、日付を「1日」に合わせ、りゅうずを押し込んでください。

注意

ねじロック式の場合は、必ずりゅうずを元通りに締めてください。

時刻表示が午後9時半から午前2時半までの間、日付の修正をしないでください。故障の原因となる場合があります。

時差修正機能について

2時位置りゅうずの操作により、時針のみを単独で1時間単位で修正する「時差修正機能」を備えています。

海外で使用する場合、時計の分針・秒針を止めずに現地時刻に合わせることができます。
また、24時針(GMT針)を使用して、ホームタイムとローカルタイムを同時に表示することができるデュアルタイム仕様としての利用も可能です。

時差修正機能の使いかた

  1. 3時位置りゅうずが0段目であることを確認の上、2時位置りゅうずを1段目に引き出します。

  2. credor_4S76 Set Time-2-1
  3. 2時位置りゅうずを回して目的地の時刻に合わせます。

  4. credor_4S76 Set Time-2-2
  5. 時針合わせが終わったら、2時位置りゅうずを0段目までに押し込みます。

  6. 時針を現地時刻(ローカルタイム)に修正した後も、24時針は元の時刻(ホームタイム)を表示したままですので、デュアルタイムとして使用できます。

注意

2時位置りゅうずでの時差修正の際、3時位置りゅうずを2段目(針回し状態)のままりゅうず操作しますと、時差修正が空振りして時差修正ができない恐れがあります。
必ず3時位置りゅうずを0段目に押し込んだ状態で操作してください。